現在、映画やドラマで活躍中のダウン症俳優として活躍中の吉田葵さん。
2024年7月より、NHKにて放送していた
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」草太役
2024年 米アカデミー賞ノミネート作品
「PERFECT DAYS」Dera に
【ダウン症俳優】として話題です。
また、国連が定める「世界ダウン症の日」である2024年3月21日には
アメリカ・ニューヨーク国連本部で開かれたイベントに出席して
英語でスピーチし世界でも話題になっていました。
注目を集める吉田葵さん。
この記事では吉田葵さんの父親や母親、兄弟のこと家族構成、
学歴や幼少期からの経歴についてまとめてみました。
吉田葵さん・家族構成
吉田葵さんの家族構成は父、母、兄の4人家族です。
◎ 父:和史さん
◎ 母:佐知子さん
◎ 兄:匡志さん
◎ 本人:葵さん
吉田葵さんは京都府京都市の出身ですが
プロフィールでは出身地は「東京都世田谷区」だと公開されており、
現在も実家は東京都内にあるようです。
吉田葵さんは生まれてすぐに
父親の転勤で、京都市から東京都世田谷区に
家族で引っ越ししたそう。
この時、引っ越した実家が東京都世田谷区だと思われています。
吉田葵さんの母は、吉田葵さんがダウン症だとわかった時、
ショックで泣いてしまいました。ですが
ご主人から「頑張って産まれてきたんだから、みんなでかわいがってあげよう」と
言ってくれたそうです。
すぐに受け入れてくれたことにすごく救われたと話されていました。
引用: https://chanto.jp.net/articles/-/1003811?display=b
我が子を大切に想う気持ち。
ご主人の愛・想いから、家族の絆が
強く結ばれていくようになったのでしょうか。
ご主人の温かさに、ほっこりするエピソードですね。
父:吉田和史さん
吉田葵さんの父親については、「和史さん」という名前と
転勤のある仕事をされている事以外の情報は特に明かされていませんでした。
また吉田葵さんはバスケットが好きなようで、
父親と一緒にバスケットをやっている写真などもアップされています。
父親はもしかして
バスケット経験者なのでしょうか、、、!?
母:吉田佐知子さん
上記にもありましたが、、、
吉田葵さんの母親の佐知子さんは、出産後に吉田葵さんがダウン症だと
わかった時、ショックを受けて泣いてしまったというお話があります。ですが…
こんな小さな体の子が、こんなに頑張って生きようとしている……、あの姿を見ると、拒否する気持ちはなくなります。『ママのところに生まれてよかった』と思えるような母になろうと心に決めました」
引用:ダウン症の俳優・吉田葵(17) 「『この子は将来、ドラマに出るんだよ』と話しても、絶対に信じないでしょうね」障がいのある子を持った母の葛藤
葵さんが生後7ヶ月の時に心内膜欠損症という、命に関わる病気の手術を
受けて懸命に生きようとしている姿を見て、
「『ママのところに生まれてよかった』と思えるような母になろう!」
と心に決めたそうです。
わからないダウン症の子育てが始まって不安もあるなか
病気に苦しむ我が子を目の前にしながらも、
前向きな考え方ができるお母さんでした。
素晴らしいですね。
兄:吉田匡志さん
吉田葵と兄の年齢差は7つなので、兄の現在の年齢は24歳です。
子供の頃は食べ物を取り合うなど兄弟喧嘩をすることもあったものの、
基本的には兄弟仲良しそうです。
ダウン症は猫背になったり、言葉に詰まることがあるそうです。
そんな時、兄は吉田葵にビシッと注意するとのこと。
吉田葵は兄に言われるとうるさいと思うものの、兄が言うことをやっていたら徐々に改善されてきたそうです。
兄も身体を動かすのが好きで、子供の頃ダンス教室に通っていた経験があります。
吉田葵が俳優を目指したきっかけは、
なんとお兄さんの影響だったそうです。
お兄さんはチアリーディングをしていて
舞台やテレビによく出演していたという経験の持ち主。
吉田葵さんは、そんな兄の姿に憧れて
俳優になりたいと思ったそうです。
吉田葵さん:7つ上のお兄ちゃんに電話で相談しました。お兄ちゃんは「セリフや表情がうまくいかなくても、すぐに気持ちを切り替えよう。次は絶対に成功させると思うことが大事」だと伝えてくれました。お兄ちゃんに言われたことを意識したことで、演技が上達してきた気がします。
引用:ダウン症俳優としてNHKドラマに抜擢 吉田葵「アドリブを入れ過ぎてしまい…」悔しかった時にひっそり掛けた兄への電話
俳優業の中でも、悩みは沢山あるかと思います!
そんな時に…こんな形で兄がアドバイスをくれる!なんて
とても良い環境の中で挑戦できていることが伺えますね。
吉田葵さん・経歴
先程、お兄さんの話にもあったように身体を動かすことが大好きな
葵さん。それは小さな頃から健在だったようです!
吉田葵さんは小学生の頃から、
合唱団に所属したり、モダンバレエを習ったりエンタメに対して興味があったそうです。
小学3年生の頃には「こどもの城児童合唱団」に入団し、
障害をもつ子どものクラス「おんがく大好きミュージックパーク」に
所属して歌を楽しんでいました。
合唱団を主宰する吉村温子によると、吉田葵さんは見学のときから
物怖じせず順応性が高い子供だったそうです。
表現能力が優れており、
30年以上の活動の中で指揮を任せられたのは葵君だけと称賛していました。
小学4年生の頃には「平多正於舞踊研究所」でモダンバレエを習い始めました。
この舞踊研究所で障がいをもつ人を受け入れたのは初めてだったそうですが、
吉田葵さんの努力にほか生徒たちも刺激されていたんだとか。
吉田葵さんは中学進学後には殺陣などの表現に興味を持ち、
ダウン症など知的障害者や身体障害者が
エンタメの世界を目指すために設立された芸能事務所「アヴニースクール」に所属されています。
この芸能事務所に所属した事で映画「PERFECT DAYS」への出演の話が舞い込んできたそうです。
吉田葵さんは最初は俳優を目指していたわけではなかったけれど、、、
この出演をきっかけにプロの俳優として活躍したいという気持ちが強くなったのだそうです。
吉田葵さんは高校は都立の特別支援学校に進み、現在も在籍されています。
吉田葵さんは高校(特別支援学校)進学後、
16歳の時にNHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に
オーディションに合格して出演を果たしています。
事務所を変えた事で巡り合わせがあったり、プロの俳優になりたいと思い、
オーディションを受け合格する、など
吉田葵さん自身から、チャレンジしている姿が伝わってきますね。
そんなところも、吉田葵さんの特徴のひとつ
かもしれないですね。
吉田葵・Wikiプロフィール
ダウン症俳優として活躍中の吉田葵さん・wikiプロフィールはこちら。
- 名前:吉田葵(よしだあおい)
- 生年月日:2007年1月4日
- 年齢:17歳
- 出身地:東京都
- 身長:155cm
- 趣味:ダンス・バレエ・バスケ・LEGO
- 特技:モダンバレエ・音読・誰とでも仲良くなること
中学生のころに「アヴニールプロダクション」に所属して芸能活動を始めています。
現在は「ハッタオフィス」という事務所に所属しているそうです。
趣味や特技をみても、身体を動かすことが好きなんだなと
伝わってきますね。
誰とでも仲良くなれるって・・・
とっても素敵なことですよね。
まとめ
今回は【ダウン症俳優】として注目を集めている
吉田葵さんの家族構成やプライベートで興味ある事をまとめてみました。
過去の様子が分かる写真からも
明るく楽しそうな表情ばかり。
家族との時間も充実しているのではないか、と考えられますね。
日本では、ダウン症俳優というワードが初耳の方が
多いと思います。
吉田葵さんの活躍によって
ダウン症も持つ子も自分の好きなことを選択できる、挑戦できる
そんなことが当たり前な国になっていってほしいな、と思います。
今後も吉田葵さんの活躍を楽しみにしています!!!